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槍平小屋から南岳

※南岳新道は登山道修繕が継続して行われていますが、鎖場の破断箇所、ハシゴ場の崩壊などがまだ見られ、危険個所が複数存在するルートです。通行にあたっては細心の注意を払って下さい。また、槍平小屋からはこの南岳新道については”登り専用ルート”として下山には使わないように提案しております。死亡事故を含む、南岳新道での事故はすべて、下山時に発生しています。

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南岳新道へは小屋前テラスと乾燥室(赤い屋根の小屋)の間を通って樹林帯の中へ向かいます。

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​南沢(標高2070m付近)。赤い線が対岸取りつき点へのルートになります。

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残雪時に雪渓を上り詰めてしまう道迷いが発生していますので、十分注意して下さい。

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樹林帯の急登を終え、標高2500mを過ぎたあたりで西尾根の稜線上に出ます。そこからは北穂高・滝谷の岩壁をはじめ、雄大な穂高の景観を眺めながらの歩行が出来ます。

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​ハイマツ帯の木道歩きを終えると、再び南沢(標高2700m付近)へ鉄ハシゴを使って降下します。画像上部にうっすらとガレ場の中の登山道が見えています。

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南沢内のトラバースの後、ガレ場をジグザグに登って南岳小屋へ向かいます。この上部南沢内ではライチョウをよく見かけます。

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​南岳小屋から頂上までは緩やかな稜線歩きです。

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